ストレングス・ファインダー資質解説シリーズ
今日は私の一番大切な資質、「収集心」について、私自身の体験や想いも交えながら、やさしくお話しします。
「知りたい!」が止まらない私の日常
私は小さいころから、とにかく「知りたい!」が止まりませんでした。
本屋さんに行けば気になる本を何冊も手に取り、ネットで調べ物を始めると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
新しい情報や面白い話に出会うたび、心がふわっと明るくなって、「もっと知りたい!」とワクワクするんです。
この「収集心」は、ストレングスファインダーの中で「戦略的思考力」に分類される資質。
情報やモノを集めて蓄積することが大好きで、ひとつの情報だけで満足せず、いろんな角度から知識を集めてしまうのが特徴です。
収集心さんの強みと喜び
私たち収集心タイプは、
- 複数の情報源から物事を判断する
- 集めた知識や情報を、必要な時にすぐ取り出せる
- チームや周囲の人に、役立つ情報を分け与えられる
そんな力を自然と発揮しています。
「知りたい!」という気持ちは、ただの好奇心ではなく、
誰かの役に立ちたい、困っている人の助けになりたい、そんな温かい想いとつながっていることも多いんです。
収集心さんの「バルコニー」と「ベースメント」
この資質には、良い面もあれば、ちょっと困る面もあります。
バルコニー(長所)
- 情報を深掘りして、その道のエキスパートになれる
- 膨大なデータやアイデアを集め、課題解決の材料をたくさん持てる
- 新しい発見が自分や周囲の成長につながる
ベースメント(短所)
- 調べすぎて、なかなか行動に移せないことがある
- 情報が多すぎて、どこから手をつけていいか迷ってしまう
- 「まだ足りない」と思い続けて、キリがなくなってしまう
私も、気づいたら延々と調べ物をしていたり、「これで十分かな?」と迷ってしまうことがよくあります。
でも、それも「知りたい」という純粋な気持ちがあるからこそ。
自分を責めずに、「今日はここまで」と区切りをつけて、集めたものを誰かと分かち合うことを意識しています。
あなたの「知りたい」も、きっと素敵な力
このブログを読んでくださっているあなたにも、「もっと知りたい」「これを調べてみたい」と思う瞬間がきっとあるはず。
その気持ちは、あなたの中に眠る宝探しの冒険心。
自分の「知りたい」を大切にしてあげてください。
そして、もし新しい発見があったら、ぜひ誰かと分かち合ってみてくださいね。
あなたの「収集心」は、世界を明るく照らすランタンのようなもの。
その好奇心が、あなた自身やまわりの人たちの毎日を、ほんのりあたたかく、豊かにしてくれますように。
収集心の「もったいない使い方」とは?
「収集心」は情報やモノ、知識などを集めることに喜びを感じる素晴らしい資質ですが、その使い方によっては“もったいない”状態に陥ることがあります。
具体的な「もったいない使い方」とその例を紹介してみますね。
情報を集めるだけで終わってしまう
収集心の典型的な“もったいない”使い方は、「集めた情報を活かさず、ただ溜め込むだけ」になってしまうことです。
たとえば、関連書籍を何冊も買い込んだり、ネットで何時間も調べたりしても、その知識を整理したり、アウトプットしたりしないまま、情報が“タンスの肥やし”状態で埋もれてしまうケースです。
実は私もあるあるです笑笑
目的が曖昧なまま情報を集め続ける
「とりあえず知っておきたい」「いつか役立つかもしれない」と、目的がはっきりしないまま情報を集め続けると、必要な時にどこから手をつけてよいかわからなくなり、アウトプットや活用が難しくなります。
相手のニーズを考えずに情報を提供しすぎる
自分が集めた情報を「これも、あれも、それも…」と一度に大量に伝えてしまい、相手が求めている以上の情報を押し付けてしまうことがあります。
これは、のどが渇いた相手にバケツいっぱいの水を渡すようなもの。
相手にとっては消化しきれず、かえって負担になる場合があります。
私も反省する時あります。夢中になりすぎるとやりがち。
情報の量に価値を置きすぎてしまう
「自分の持っている情報=自分の存在価値」と感じてしまい、情報を手放せなかったり、伝える情報量を減らすことに恐怖を感じたりするのも、収集心のもったいない使い方です。
あるあるです。断捨離が苦手な私です笑笑
情報整理や活用の工夫をしない
集めた情報を整理せず、必要な時に取り出せない、使えないまま放置してしまうのももったいない使い方です。
情報を「なんとなく放り込んでいる」だけだと、せっかくの知識も活かされません。
まとめ
- 集めるだけで満足しない
- 目的や活用シーンを意識する
- 相手のニーズに合わせて情報を提供する
- 情報の質や整理にも気を配る
これらを意識することで、収集心の“もったいない”使い方を避けて、あなたの強みを最大限に活かしていきましょう。