「片付けは、苦手でなかなか進まない」
「断捨離って聞くだけでちょっと憂うつだなぁ~」
そんなふうに感じていた私ですが、仕事の自給講座の仲間が片づけをするというのを聞いて、勢いで便乗して、最近部屋の片づけをしているところです。
しかし、なぜ片づけが苦手なのかをぼんやり考えてみたところ、意外な側面が見えてきました。
ストレングス・ファインダーを通じて、実はそれも「自分の強み」の表れだったことに気づいたんです。
片付けが苦手な自分を責め続けていた日々
私自身、長いこと「なんで私はこんなに物を捨てられないんだろう…」と自己嫌悪ばかりしていたときがありました。
周囲の人は、サクサクと物を手放してるのに、私はひとつの紙切れさえ捨てられない。
「いつか使うかも」
「思い出があるし…」
「なんだか捨てたらもったいない気がする…」
そんな気持ちが心の中でグルグルして、前に進めなかった時期がありました。
子育てしていた時、会社に勤めていた時は特にそういう傾向にありました。
答えは、ストレングス・ファインダーが教えてくれた
ストレングス・ファインダーの診断テストを受けて、自分の「強みの傾向」を知ることができました。
私の上位資質には、こんな順位です。
- 収集心
- 学習欲
- 内省
- 共感性
- 未来志向
「ああ、だから私は片付けができなかったんだ…」って心から腑に落ちたんです。
あれ?…都合よく言い訳していませんか?って心の声が聞こえてきそうです(笑笑)が、ちょっと読み進めてみてください。
収集心の特徴:集めることが喜び!
「収集心」は、情報だけでなく、物までも集めてしまう資質。
気になったものは、「使うかも」「あとで役立つかも」と思って、つい手元に置いておきたくなるんです。
情報や知識を集めるのが楽しくて、ワクワクする資質だからこそ、たとえ古いチラシでも、「この中に知らない情報があるかも!」って思ってしまう。
私にとっては“ただの紙”じゃなくて、“知識の宝”にさえ思えてしまうときがあるんです。
だから、「片付け=物を手放す」と思うと、強い抵抗感が出てしまうのも納得…ですね。
学習欲:すべての物が「学びの教材」に見える
「学習欲」というのがまた面白い。
どんな物にも学べる可能性を感じちゃうんです。
「これはまだ学んでない分野かも」「まだこれの意味を知らない」ってだけで、「とりあえずとっておこう!」ってなる笑笑
これも、自分にとっては「教材」だったんだなって気づいたのです。
内省と未来志向:思い出も、未来の可能性も、全部大事なこと
「内省」が強い人は、感情と物が深く結びつくことが多いのです。
物を捨てるときに、「この時どんな気持ちだったかな…」って振り返る時間が必要だったりします。
さらに「未来志向」まである私は、「今は要らないけど…」という物が溜まりがち。
「いつか使うかもしれない」と思って手放せない。
だって、未来の可能性をものすごくを感じているんですよね。
未来の自分が、この情報や物を取っておいたから、アイデアがひらめいた!新しい発見が見つかった!あぁ~助かったっていうことがあり得るかもしれないんです。
片付けできないのは、「強みの裏返し」だった!
ここまで読んで、「あ、それ私かも…」って思ったあなたへ。
まずは深呼吸して、こう思ってみてください。
「私、ちゃんと強みがあるんだ」って。
「捨てられないのは、“想い”があるからなんだ」って。
苦手を克服する必要なんてないんです。
“今の自分”に合った片付け方を見つけていけばいいんです。
だらしない自分でもないし、片付けられけない自分って責めることではなかったんです。
私も、そう思えた瞬間、「じゃあ無理に克服しなくてもいいんじゃないか」ってちょっと肩の力が抜けました。
楽しく片付けたいあなたへ!苦手を克服しないでOKな6つのアイデア
そんな私が今実践しているのは、「断捨離=苦行」じゃなく、「自分らしく楽しく片付ける」方法です。
以下は、私のように「収集心」や「学習欲」が高い人にもおすすめの、片付けアイデアです!
スクラップノートで「情報」だけ残す
手放すのが怖いのは、物じゃなくて“情報”でしょう?
だったら、写真に撮ってスクラップノートにまとめればいいんだと気づきました。
チラシでも、雑誌の切り抜きでも、写真にして残せばスッキリするし、後から見返すのも楽しいですね!
“思い出ボックス”を1つだけ用意
どうしても捨てられない感情のこもった物は、専用の「思い出ボックス」を1つだけ用意してOKにする。
数を制限することで「これは本当に大切?」と選別できるし、罪悪感も少なくなります。
未来の私に手紙を書く
「これ、いつか使うかも…」って思っているなら、未来のあなたに手紙を書いてみるのもいいかもです。
「この○○、あなたはもう使ってる?」
「それとも、もう手放して身軽に暮らしてる?」
ちょっと笑っちゃうけど、本気で書くと不思議と物への執着が減るような気がしています。
コレクター気質を活かして“整理を楽しむ”
「捨てる」じゃなく、「整理して美しく並べる」を楽しむ!
私のような収集心タイプは、きれいにコレクションすることにも喜びを感じるんです。
見せる収納にしたり、テーマ別にラベルをつけるだけでも楽しいですねー!!
片づけ日記「ストーリーで語る」を書いてみる
ただ捨てるんじゃなくて、「この物たちは、こんなストーリーを私に与えてくれた」と日記風に書き出してみると良いかもですね。
まるで感謝の手紙のように。
あるいは、手放すときに感じた思いや迷いをノートに書き出してみると、思いのほか、心がすっきりしますよ。
“ストーリーテラー気質”の人には、心がふんわり温かくなる方法かもしれませんね。
たとえば:
「このコップ、あの夏に母と一緒に飲んだよねー」
「この手帳、迷っていた私の背中をそっと押してくれたんだった」
手放すときの寂しさが、「ありがとう」の気持ちに変わっていくと思いませんか?
「テーマを決めて、学びに変える」片付け
たとえば今日のテーマは「紙類」だけ!と決めて、「どうしたら紙をためない生活になる?」という視点で情報収集しながら片付けしてみるのも良いかもですね。
学習欲が強い人にとっては、これは片付けじゃなくて“リサーチ”という名の探検にすり替わる醍醐味になるかも!
自分だけの「片付け学習ノート」を作るのも楽しいかもしれませんね!
まとめ:片付けが苦手な人ほど、自分らしいやり方が必要!
片付けが苦手って、悪いことじゃない。
むしろそれは、「あなたの大切な感性が、ちゃんと働いている」証なんです。
だからこそ、その強みを否定するのではなく、活かしてあげるのが大事だと思います。
それが、自分を大切にすることに繋がっていく。
無理に手放さなくても、ちょっとした工夫で片付けは楽しくなる。
断捨離に挫折しない為にも、継続してやっていける気持ちが大事かもしれないなって思います。
そして、その先には「本当に大切なものと生きる未来」や「理想とする素敵な住まい」が待っています。
わたしも一緒に、少しずつ。
今日の一歩を、一緒に踏み出していきましょう~。
過去、私は苦手を克服しなければならないと必死でストレスに疲れ切っていました。
しかし、おかげさまでストレングス・ファインダーと出会い、自分の強みを知り、少しずつ優しい気持ちで自分と向き合えるようになりました。
今はとてもハッピーな人生を歩んでいます!!
最後までお読みいただきありがとうございました!